徳島観光

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姫神祭り

男衆が真面目な顔で町中を練り歩きます。運んでいるのはご神体とされる巨大な男性のシンボル。地元の人は慣れた様子で見守っていますが、初めて見る観光客はみんな口あんぐり。徳島県南部の海部郡牟岐町で毎年夏に開かれている奇祭・姫神祭りです。

この男性のシンボルは高さ3メートル、直径1.5メートル。皮をかぶった部分は茶色、先端は真っ赤に着色され、かなりリアルな作りです。JR牟岐駅から歩いて10分、牟岐町川長の牟岐八幡神社から祭りはスタートします。境内に安置されたシンボルは神事のあと、氏子の男性に担がれて町内を練り歩きます。

氏子のそろいの衣装にもなぜか男性のシンボルが描かれ、2度びっくり。牟岐漁港へ到着すると、漁船に乗せて港内を海上パレード。さらに町から8キロ沖合に浮かぶ無人島・牟岐大島へ向かい、祭りが終わります。

祭りのいわれはこんな話です。大昔に土佐にいた女性が国司の男性と恋をし、京都へ戻った男性を迎えに行こうと船で牟岐大島辺りを通りました。すると、嵐が置き、女性が乗船したので嵐になったとして大島に降ろされます。船に見捨てられたのを悲観した女性は身を投げて自殺しますが、飛び込んだ場所に男性のシンボルそっくりの奇岩が立ち上がりました。船員たちはこれに驚き、女性の霊を慰めようと祠を建てたというものです。

男根信仰は日本全国にありますが、とにかくオープンで明るいのがこの祭りの特徴。卑猥な男性のシンボルをリアルに再現しながら、卑猥さを少しも感じさないのが姫神祭りの面白いところです。

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